2016年09月19日

新しい神経回路を作ると言う発想

先日のトライアスロンレースのバイクの途中で右足が痺れた感じがした為、先日、「からだ工房らくだ」の村田院長に診てもらいに行った。

そこで、幾つかのヒントを頂いた。
新しい神経回路を作るという発想、提案である。

ちょっとしたバランスの不均衡であったり、ほんのちょっとした事で、身体は反応するので、普段とは違った動きや運動を取り入れることにより、新しい神経回路が構築され、僅かな不均衡を是正してくれる可能性があるのではと言う発想である。

まずは、足の指でグー、チョキ、パーをする運動。
両足指でやってみると、明らかに右指の反応が悪い。
特に、右指で力を入れてグーをすると、右足が痺れそうな感じが起こった。
右足の握力不足が原因なのか??

これも今まで全く行った事がないトレーニングである。
新しい運動である。
取り敢えず、自宅で暇な時に、足指ジャンケン運動をしてみる様にアドバイスを頂いた。

更に、走る時のリズムを逆にしてみてはどうかという提案も頂いた。

私は、左手はほとんど動かさず、右手で4拍子のリズムを取りながら走る癖がある。
4回に1回、右腕をやや強く降り、その時、右足でやや強めに地面を蹴ってリズムを取る。
そ~すると、リズムに乗り走りやすいのだ。

練習で、全く逆にして見るという試みである。
つまり、全てを左にするという発想である。

確かに、逆にすることにより、今までにない神経回路が構築され、バランスの不均衡がリセットされるかも知れない。

試してみる価値ありと判断した。
いろいろと工夫しながら、試行錯誤しながら、向上して行く発想は面白い。

村田院長も常に工夫しながら、日々の練習をしていると聞き、納得した。

さて、そんな訳で、今日は、軽く15キロ走で試すことにした。

いつもは左手首に着ける時計は、勿論、右手首に・・・・・・。

そして、右手は、だらんと下に降ろし、左手のリズムで走ってみることにした。

当たり前だが、非常に走りづらかった。
しかし、右足に掛かる負担が、気持ちではあるが軽減している様な感じがした。
これもトレーニングの一環である。

私も年なので、漫然とした練習は、慎まなければならない。
工夫が必要な年になって来たのだ。
これを良い機会として、全ての練習内容を見直そうと思っている。

さて、昨年の日誌では、アイアンマンレースの18日後に15キロ走をしているが、全く足が動かない、15キロなのにフルマラソンを走った様な疲労感があった、との記載があった。
しかし、今日は、アストロマンレースの15日後であるが、さほど疲労感は無かった。
進化と言うより、練習内容、作戦を変更した成果なのかも知れない。

さて、途中で雨が降って来たため、とても涼しく走り易かった。

しかし、全身びしょびしょである。

多少の雨は関係ない。
逆に雨の方が涼しくて走りやすい。

ルパンの散歩もしかりである。
小雨の中のお散歩。
ルパンは家を出ると、必ずこの花壇のコーナーで匂いを嗅ぐ。

匂いを嗅いだ後は、いつものコースである。


しかし、新しい動きを取り入れ向上すると言う発想は、コンピューターのアップデートに似ている。
コンピュータであれば、アップデートしますか?の問いに、「はい」をクリックすれば完了するが、身体はそんなに簡単にはいかない。

日々の努力、継続した地道な努力が必要である。

でも、改善、向上のヒントをもらい、楽しみが増えた。



Posted by 丸山歯科 at 18:33

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新しい神経回路を作ると言う発想