2017年02月02日

困った時の神頼み・・・いや村田さん頼み

今度の日曜日は、4週間前である。

何の?って
静岡マラソンの4週間前だ。

4週間前からは、大事な大事な調整期の始まりなのだ。

さて、私のフルマラソンデビューは2009年44歳の時である。
初マラソン記録は5時間55分55秒。
20秒ほど余裕があったが、折角なので、ゴール直前で歩いてゾロ目の55秒でゴールした。

それ以降は以下の通りである。
2009年 5.55.55 (44歳)
2010年 4.37.26 (45歳)
2011年 3.44.14 (46歳)
2012年 3.26.42 (47歳)
2013年 3.24.56 (48歳)
2014年 3.26.25 (49歳)
2015年 3.21.56 (50歳)
2016年 3.20.56 (51歳)

2012年までトントン拍子でタイムが縮まり、3年目でサブ4(4時間切り)、4年目で念願の3時間30分切りを達成し、5年目の2013年は3時間20分切りは間違いないと自信を持って臨んだが・・・・・・・・2013年、2014年、2015年、2016年と4年連続で3時間20分切りできず、昨年のレース後は正直、「3時間20分切りはもう無理だ!」と諦めた。
2016年のゴール後に、自分では限界だ!全力を出し切った!と思ったからだ。
あとは、楽しんで走ろうと決めたものの・・・・・・

日が経つにつれ・・・・・・・再チャレンジしようと思い直す様になった。

しかし、4年も連続で足踏みしていると、練習方法を見直さなければならないのは自明である。

体の調整と練習内容の相談と金言を頂きに行くことにした。
困った時の神頼みだ。

150号線を車で5分ほど走ると

からだ工房らくだ(http://lakuda.net/)がある。

民家である。

院長の村田さんは、現役のスーパーアスリートだ。

先日の藤枝駅伝では花の1区で見事、区間賞。
さらに有度山トレイルレースでは、日本海から太平洋までを走るトランスジャパンアルプスレースを4連覇している山岳レースの神様である望月将悟さんを抑え2位でゴールしたまさにスーパーアスリートだ。

今日は施術を受けながら、色々な金言を頂けた。

まずは中臀筋が弱い指摘を受けた。
強化すべき場所を指摘してくれるのは本当に有り難い。

今日教わったこと・・・・

①中臀筋の鍛錬方法
②村田さん自身の練習方法
③世界選手権(スペイン)で行われた100キロウルトラマラソンで見事優勝した山内英昭選手(浜松ホトニクス)の練習方法。 山内さんは掛川西高出身と言うので親近感がある。
記録は6時間18分22秒。10キロを37分50秒で走り続けるとこのタイムになるらしい。
絶句してしまう・・・・。
④静岡マラソンを2:40:38で走り、全日本マラソンランキング52歳の部で1位になった吉永さんの練習方法
他、色々な選手の練習方法を教えてくれた。

「3時間20分切りはきつくて・・・・・」と弱音を吐く私に、最後に村田さんが穏やかな口調で
「40%ルールについて説明してくれた。」

米国海軍の特殊部隊であるネイビーシールズの"40%ルール" だ。

「もう限界だ…」と心の声が聞こえた時は、まだ潜在能力のわずか"40%" しか出せていないらしい。
多くの人がここで諦めるが、実際には "この40%からが勝負!" だと言う。

マラソンでは、ほとんどの人が25〜30km過ぎに壁を迎え、実に99%ものマラソンランナーがこの壁に突き当たり、この40%地点を乗り越えることができないらしい。
まさに私の事だ。
村田さんも、苦しい時は、"40%ルール" を言い聞かせ、残っている筈の60%の潜在能力を信じ走っていると聞き、勇気をもらった。

帰宅後、ネットで、この、"40%ルール" を検索すると、これは人生全てにおいて言える事だと言う。
今後の人生の糧にしたい。

さて、今日、村田さんから頂いた多くの金言を頭にたたみ込み、今度こそは是非3時間20分切りを達成したい。

しかし、穏やか~~に、諭される様に、メンタル論を語られると、心にズサッと響く。
穏やかさの奥に潜む叱咤が強調されるからだ。

村田さん、今日も一杯勉強になりました。

40%ルール、今後、幾度となく、空手の生徒に語ることになりそうだ・・・・・。



Posted by 丸山歯科 at 22:57

削除
困った時の神頼み・・・いや村田さん頼み