2017年05月01日
からだ工房「らくだ」で目からウロコ
夜7時40分、家を出た。
150線を静岡方向にちょっと進み、右折する。
夜道は暗い。
右側に見える民家が目的地だ。
「からだ工房らくだ」http://lakuda.net/
今日の目的は、明後日のBIG DAYに向けた体の調整と村田談話を聞くことだ。
村田さんは、フルマラソンから富士登山マラソン、さらには5000Mまで幅広い大会に出場し輝かしい結果を出している現役アスリートである。
旺盛な探究心で、今もなお日々進化している村田理論は、凡人ランナーの私もとても参考になる事が多い。
勿論、ほとんど、そこらへんの本やインターネットでは出ていない村田オリジナル理論である。
去る4月15日の静岡県中部陸上競技選手権大会でも高校生、大学生らと5000Mに出場し、中部5位で見事県選手権への出場権を獲得したのは凄い!の一言だ。
今日は、施術中、右足がなかなか良くならない原因相談と3時間20分を切るための練習メニュー相談をした。
・・・・・いや、はっきりとその相談を私から打ち明けた訳ではないが、私の悩みを察して村田さんから、その打開策を提案してくれた。
やはり「練習量は裏切らない」のが基本である様だ。
さて、話は変わるが、今日の診療の合間にチラッと見たTVから気になる話があった。
診療中のチラ見なので、はっきりとは覚えていないが、こんな感じであったと記憶している。
番組は、「東京オリンピックの金の卵」を探せという感じ?の番組で、おそらく10代で凄い選手を紹介していた。
今日は、単身アメリカで武者修行をしている女子のテニスプレーヤーだった?気がする。
私が気になったのは、その金の卵の選手の食事である。
「食事はどうしてるんですか?」と言う質問に、
その女性アスリートは「食事は、食べたい物を食べたいだけ食べてます。」と答えていた。
私は、10代だからそんな事を言えるんだ。
私が、その言葉を真に受けて、食べたい物を食べたいだけ食べたら、直ぐにタップンタップンの体になってまうぞ!と思った。
しかし、その直後、栄養士の先生がその言葉の真意を解説してくれた。
「食べたい物と言うのは、今、身体が何を欲しているか身体に問いかけ、出て来た身体が要求している物と言う意味で、これは大事な感性、感覚であり、とても良いことだと思います。・・・・・・・食べたいだけと言うのも、それと同様に、身体が欲している量と言う意味で、身体が必要としている以上でも以下でもない必要十分量と言うことらしい。」
な~~~るほど!
凡人の私は、“食べたい物を食べたいだけ食べる” とは、“美味しい物をゲップが出るまで、自分が満足するまで欲望に任せて食べまくる” と言う意味だと勘違いしてしまった。
聞く人によって、言葉は、こうも変化してしまうものだと、自分の凡人さ、理性のなさが恥ずかしくなった。
・・・・・
話を戻して・・・・・・・村田談話の「練習量は裏切らない」と言う話。
私は練習量とは、走った距離、もしくは走った総時間と捉えていたが、そもそも、そこが勘違いだった様だ。
村田さんの言う「練習量」とは「負荷の高い、つまりある一定以上のスピードで走った練習の距離、総時間」を指し、LSDなどのゆっくりと走る行為はその練習量には含まれないのだ。
LSDはあくまで、高負荷練習後の疲労抜きであり、練習ではない・・・・と。
「食べたい物」と同様「練習量」と言う言葉の意味するところは、その文字通りの意味ではないらしい。
文字通りに、そのまま自分の都合の良い様に解釈するのは凡人である証拠だ。
この公式に当てはめると、私の練習量はほぼ無いことが判明した。
と・ほ・ほ・ほ・・・・・・・・・。
しかし、その理論には僭越ながら反論させてもらった。
「でも、そんな練習ばかりしていたら故障してしまいませんか?」
そこから、自分の身体と私の身体を使って分かり易く、故障しにくい村田理論を解説してくれた。
今まで信じて疑わなかった足の開き具合から着地点が根底から覆されたのだ。
「本当っすか?」と疑う私は、鏡の前で、村田理論を実践すると・・・・・・
「ほんまや!」
この村田理論は、まさに目からウロコであった。
いっや~~~~~!びっくり!
レース前に来て、本当に良かった!
勿論、持参した自撮り棒で村田さんとツーショット!
村田さん、今日も凄い金言頂きました。
村田理論はとても感動したが、一番感動したのは、村田さんの飽くなき探求心である。
食べ物も、本に良いと書いてあった物を食べるのではない。
走り方も、本に良いと書いてあったから、その通り走るのではない。
食べる物も、走り方も、自分が決めるのだ。
自分の身体は自分しか分からないからだ。
帰りに玄関の表札に思わず一礼してしまった。
何事も真に受けてはいけない。
人の言葉しかり、本に書いてあることしかりだ。
日常会話でも、相手の言葉をそのまま、真に受けてはいけないのと同じだ。
何事も自分の都合の悪い様に解釈すれば間違いはない。
「迷ったら険しい道を選べ!」に相通じる所がありそうだ。
150線を静岡方向にちょっと進み、右折する。
夜道は暗い。
右側に見える民家が目的地だ。
「からだ工房らくだ」http://lakuda.net/
今日の目的は、明後日のBIG DAYに向けた体の調整と村田談話を聞くことだ。
村田さんは、フルマラソンから富士登山マラソン、さらには5000Mまで幅広い大会に出場し輝かしい結果を出している現役アスリートである。
旺盛な探究心で、今もなお日々進化している村田理論は、凡人ランナーの私もとても参考になる事が多い。
勿論、ほとんど、そこらへんの本やインターネットでは出ていない村田オリジナル理論である。
去る4月15日の静岡県中部陸上競技選手権大会でも高校生、大学生らと5000Mに出場し、中部5位で見事県選手権への出場権を獲得したのは凄い!の一言だ。
今日は、施術中、右足がなかなか良くならない原因相談と3時間20分を切るための練習メニュー相談をした。
・・・・・いや、はっきりとその相談を私から打ち明けた訳ではないが、私の悩みを察して村田さんから、その打開策を提案してくれた。
やはり「練習量は裏切らない」のが基本である様だ。
さて、話は変わるが、今日の診療の合間にチラッと見たTVから気になる話があった。
診療中のチラ見なので、はっきりとは覚えていないが、こんな感じであったと記憶している。
番組は、「東京オリンピックの金の卵」を探せという感じ?の番組で、おそらく10代で凄い選手を紹介していた。
今日は、単身アメリカで武者修行をしている女子のテニスプレーヤーだった?気がする。
私が気になったのは、その金の卵の選手の食事である。
「食事はどうしてるんですか?」と言う質問に、
その女性アスリートは「食事は、食べたい物を食べたいだけ食べてます。」と答えていた。
私は、10代だからそんな事を言えるんだ。
私が、その言葉を真に受けて、食べたい物を食べたいだけ食べたら、直ぐにタップンタップンの体になってまうぞ!と思った。
しかし、その直後、栄養士の先生がその言葉の真意を解説してくれた。
「食べたい物と言うのは、今、身体が何を欲しているか身体に問いかけ、出て来た身体が要求している物と言う意味で、これは大事な感性、感覚であり、とても良いことだと思います。・・・・・・・食べたいだけと言うのも、それと同様に、身体が欲している量と言う意味で、身体が必要としている以上でも以下でもない必要十分量と言うことらしい。」
な~~~るほど!
凡人の私は、“食べたい物を食べたいだけ食べる” とは、“美味しい物をゲップが出るまで、自分が満足するまで欲望に任せて食べまくる” と言う意味だと勘違いしてしまった。
聞く人によって、言葉は、こうも変化してしまうものだと、自分の凡人さ、理性のなさが恥ずかしくなった。
・・・・・
話を戻して・・・・・・・村田談話の「練習量は裏切らない」と言う話。
私は練習量とは、走った距離、もしくは走った総時間と捉えていたが、そもそも、そこが勘違いだった様だ。
村田さんの言う「練習量」とは「負荷の高い、つまりある一定以上のスピードで走った練習の距離、総時間」を指し、LSDなどのゆっくりと走る行為はその練習量には含まれないのだ。
LSDはあくまで、高負荷練習後の疲労抜きであり、練習ではない・・・・と。
「食べたい物」と同様「練習量」と言う言葉の意味するところは、その文字通りの意味ではないらしい。
文字通りに、そのまま自分の都合の良い様に解釈するのは凡人である証拠だ。
この公式に当てはめると、私の練習量はほぼ無いことが判明した。
と・ほ・ほ・ほ・・・・・・・・・。
しかし、その理論には僭越ながら反論させてもらった。
「でも、そんな練習ばかりしていたら故障してしまいませんか?」
そこから、自分の身体と私の身体を使って分かり易く、故障しにくい村田理論を解説してくれた。
今まで信じて疑わなかった足の開き具合から着地点が根底から覆されたのだ。
「本当っすか?」と疑う私は、鏡の前で、村田理論を実践すると・・・・・・
「ほんまや!」
この村田理論は、まさに目からウロコであった。
いっや~~~~~!びっくり!
レース前に来て、本当に良かった!
勿論、持参した自撮り棒で村田さんとツーショット!
村田さん、今日も凄い金言頂きました。
村田理論はとても感動したが、一番感動したのは、村田さんの飽くなき探求心である。
食べ物も、本に良いと書いてあった物を食べるのではない。
走り方も、本に良いと書いてあったから、その通り走るのではない。
食べる物も、走り方も、自分が決めるのだ。
自分の身体は自分しか分からないからだ。
帰りに玄関の表札に思わず一礼してしまった。
何事も真に受けてはいけない。
人の言葉しかり、本に書いてあることしかりだ。
日常会話でも、相手の言葉をそのまま、真に受けてはいけないのと同じだ。
何事も自分の都合の悪い様に解釈すれば間違いはない。
「迷ったら険しい道を選べ!」に相通じる所がありそうだ。
Posted by 丸山歯科 at 22:29