2016年10月21日

院内勉強会からの医局勉強会

第三金曜日は午前中の診療時間を1時間早く切り上げ頂き、院内勉強会の時間に充てている。

今日の演者は予防部リーダーの横山さん。

演題は「舌痛症」

詳細は、HPトップの院内勉強会情報で・・・・・・。

一つのテーマを選び掘り下げて行き、それをスタッフ全員で共有する。
実際の担当患者さんの症例を挙げながら分かり易く説明してくれた。

どんな病気でもそうだが、掘り下げて行くと、実に奥が深い。

さて〆の言葉は、恒例になった副院長。

そして最後は、演者の好きな言葉。

「やらない理由を忙しさのせいにしたら心はなくなる
できない理由を年齢のせいにしたら老けていく
わからない理由を頭のせいにしたら誰も助けなくなる
うまくいかない理由を他人のせいにしたら成長しなくなる
言い訳はすべて自分に返ってくる
ひとつでも言わないことが幸せにつながる」

胸が痛む言葉である。

さて、院内勉強会の後は、ビスフォスフォネート製剤服用患者さんの治療方針の改定版の解説を医局長の戸塚先生がしてくれた。

先日、麻生歯科クリニックの合同勉強会で教えて頂いた最新情報を取り入れアップデートした印刷物である。

最後は、院長である私から、今後の診療方針の確認事項を伝達した。

そして、ようやく弁当タイム。
「いっただっきま~~~す!」

みんなで食べる昼食は美味い!

さて、昼食中、日本防災システムの方が研修室に入って来た。
今日は、昼休みの1時間30分を利用し、火災報知器等の作動検査である。

2人の検査員で1時間以上掛け作動検査をしてくれた。
診療室で1時間20分ほど、自宅で40分ほどの時間が掛かった様だ。

警報機の数が多いので、お疲れ様である。

さて、さて午後の診療後は、隔週金曜日に開催している医局勉強会。
今日の担当は、私。

選んだテーマは「クラックトゥースの分類とその対応」

患者さんに「歯を失う原因には何があると思いますか?」と聞くと、大概「虫歯」「歯周病」と言う答えが返って来る。
正解である・・・・・・・。
しかし、もう一つ歯を失う原因がある事を知らない方は多い。
それは「歯の破折」である。
いわゆるクラックである。

交通事故や転んだりと言う外傷で折れることは知られているが、歯ぎしりや食いしばりは勿論、悪い噛み合わせの蓄積により歯にヒビが入り、やがて割れてしまうことは良くあることだ。

ヒビと言っても、部分的なヒビから完全に割れてしまっているヒビまで様々である。
最近では、技術や材料の進歩により、抜かずに残せる症例が増えて来ている。

丸山歯科医院でも、歯が割れたと来院される患者さんは少なくない。
そんな患者さんを少しでも救えればと思い、このテーマを選んだ。

簡単ではないが、「丸山歯科医院に来て良かった。」と思って頂ける歯科医院を目指し、ヒビ(日々)精進して行きたい。

お後がよろしいよ~~で・・・・。



Posted by 丸山歯科 at 20:22

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