2019年05月19日

完全なる朝帰りのお相手は??

静岡駅からの終電時間は午後11時40分。
藤枝駅に12時に到着。

しかし、用宗駅を過ぎた辺りで異変が現れた。
小を催して来たのだ。

焼津駅で、安本先生と別れてからは、その催し度は更に増してきた。
ヤバイ感じ。

降車駅は、次の西焼津の次の藤枝。
とても我慢できそうにない。

西焼津で降りようか考えた。
しかし、この電車は終電だから、ガマンすべきか?

戸塚先生に「西焼津から藤枝まで何分?」と聞いた。
そんなに掛からない事が分かり、ガマンすることにした。

ジッとしていると漏れそうなので、カバンを戸塚先生に預け、車内を行ったり来たりと歩きはじめた。
気を紛らわす作戦だ。
内股で落ち着きなく、ぎこちない歩き方で歩き続けているおっさんの姿は、乗車客には異様に映ったに違いない。

何往復目かしている時に、若い青年に声を掛けられた。
「丸山先生ですか?」
「???????」
「丸山先生ですよね、さ〇〇です。藪Sさ〇〇です。」
「お~~~~、藪Sか!」
「はい、藪Sです。お久しぶりです。覚えていますか?」
「覚えてるよ!忘れる訳ね~~だろ!」
「ありがとうございます。覚えていてくれて嬉しいです。」
「今日は、ど~~した。」
「会社の飲み会で、静岡で飲んでました。」
「お~そ~~か、今何してる」
「〇〇で働いています。」
「お~~、何歳になった。」
「二十歳になりました。」
「そ~~か、も~~二十歳になったか」

中学生、高校生の頃に空手を教えた教え子だ。
社会人になって、風貌も変わり、一瞬分からなかったが、声を聞いて直ぐに分かった。

会話に夢中になっていたら、藤枝駅に到着していた。
車内で藪Sと・・・

藪Sのお蔭で、尿意はすっかり忘れていられた。

改札でもう一枚!

勿論、ここで「じゃ~~な!」で帰すことはしない。
個人的は四次会のスタート。

教え子と飲めるのは、格別だ。
「丸山先生、上着をお掛けします。」
「お~~、藪S、気が利くじゃね~~か。気遣いは大事だぞ。」
「ありがとうございます。」

乾杯!!

空手の話に花が咲いた。

時計を見ると3時!
「も~~こんな時間!藪S帰るぞ!」
「ハイ、丸山先生。丸山先生!」
「ど~~した」
「・・・・・・・・・・申し訳ありませんが、1,000円くらいしか持っていなんですが・・・・・」
「はっ!お前に割り勘なんて要求しね~~~よ。しんぺ~~するな!」
「ありがとうございます。」
「そ~~~だ、こ~~ゆ~~時は、笑顔で、明るく大きな声で、ありがとうございます、でい~~んだ!」
「ありがとうございます。」

結局、帰宅してベットに入ったのが4時であった。
完全なる朝帰り。



Posted by 丸山歯科 at 16:02

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完全なる朝帰りのお相手は??